デイケアサービスで『琴と講談』のボランティア。
ボランティアは80代4人組、デイケアサービスに通う通所者と同じ世代か、それとも下か。
紙一重。
斎藤孝著『声に出して読みたい日本語』から『白浪五人男』『平家物語』『源氏物語』『方丈記』の冒頭を声を出して読む。
歌唱や手品もあり、通所者も巻き込んで愉しむ。
一期一会。
静岡市のシニアサポーター制度に登録、活動回数により年一度の細やかプレゼントがある。
『歌壇会 虎渓三笑 春宴』
虎渓三笑とは風光明媚な廬山に隠居している慧遠法師が訪ねてきた陶淵明と陸修静と共に世を忘れて清談に興じたことからいわれる。
デイリーによればドジャースは22日、仁川国際空港から米国・ロサンゼルスへ帰国の途についた。
当初は午前0時半の出発予定だったが、試合時間が長引いたため大幅に遅延。ソウルでの開幕シリーズで移籍後初安打&初打点、日米通算100盗塁をマークした大谷翔平選手は、妻の真美子さんとともに出発ロビーへ。
大谷はグレーの球団ジャージに身をつつみ、真美子さんは黒のトップス姿で後ろを歩いた。21日午前には水原通訳が違法賭博に関与した疑いで球団から解雇されるなど激震が走ったが、第2戦も出場し2戦連続の安打&打点をマークした。
16日に行われた公式会見で「韓国で試合をするの楽しみにしていた。公式戦もありますが、野球も韓国も楽しんで頑張りたい」と語っていた大谷。
妻・真美子さんの公開に始まり、水原通訳の解雇騒動など、激動のシリーズを終えて帰国の途についた。
また水原氏の姿は出発ロビーにはなかった。
世の中に『まさか』が起こる。
信頼している二人三役の通訳が起こした違法賭博の共犯が疑われる。
空前絶後の活躍に暗雲が立ち込める。
あり得ないことが起こる。
願わくは大谷氏が関与していないことを願う。
水原氏に資産管理を任していた油断は問われる。
野球は天才だが私生活の管理責任は免れない。
天才でも起こるミスジャッジ、数年後にこんなことがあったなあと思いたい。
言わんおや、我々普通の人も慢心と油断に要注意。
すき焼き会席の三笑亭でランチ。
俳句『虎渓歌壇』の会場の三笑亭でランチ会。
一人一人が思いつくことをしゃべろうとのことで、後期高齢者が死が近い予感を語る。
それでも日々新たを語る。
文芸誌入選、孫の世話、夫婦の諍い、庭に咲き誇る樹木の紹介、苔の観賞、前の晩まで語らい次の日に死んでた話、ライト講談、句作の指導。
一期一会。
虎渓三笑という額が床の間にある。
三笑亭さんの原点。
瀧の落ちる渓流に大笑する人物が三名。
ここは中国の廬山(ろざん)にある虎渓という渓流。
廬山に隠居し虎渓を出ないと誓っていた慧遠法師(えおんほうし)(中央)は、ある日訪ねてきた陶淵明(とうえんめい)(向かって左)と陸修静(りくしゅうせい)(同右)と世を忘れて清談に興じていました。
二人が帰る段になったときのことです。
慧遠法師が二人を送る途中、話に夢中になるあまり、気づいたときには虎渓を数百歩出てしまっていて、そのとき三人手を打ち大いに笑ったといいます。
この故事を虎渓三笑といい、日本では室町時代以降に水墨画の画題として多数描かれました。
(神奈川県立歴史博物館転載)
WOWOW映画『マイ・インターン(アン・ハサウェイ主演)』の会話の一節。