2008/9/9 毎日新聞の緊急座談会で中曽根元首相が福田さん、麻生さん、与謝野さん、小沢さんについて面白いことを言っている。元首相の中曽根さんによる人物評が興味深い。
福田さん
『福田さんの性格は淡々としており、自宅に出入りするつもりで総理大臣室に出入りしてしまう。そういう性格が出ているんでしょう。国会の「ねじれ」と公明党との関係冷却が重なり、諦めの気持になったんではないでしょうか。』と容赦なくバッサリ。
麻生さん
『麻生という人は非常に国際通で庶民性もあり、冗談もうまい。得点でいうと高い。問題は明るい坊ちゃんかたぎであること。庶民の苦しみ知る渋く怖い存在の人が側にいなければいけない。』と己の欠点を知り、補う必要を説く。
与謝野さん
『彼は政策万能選手。国際関係における日本の立場を理解していますが、残念なのは社交性がなく、子分があまりいないこと。ある意味では政治における欠陥です。』と弱さを見抜いている。
小沢さん
『あの人は寡黙に人を動かすのが好きだから、誤解もされる一方で侵攻する人もいる。戦後希な政治家です』と絶賛、カリマス性を感じる人物。