2008/9/8 産経新聞によれば福田康夫首相の後任を決める自民党総裁選(10日告示、22日投開票)で、石原伸晃元政調会長(51)、小池百合子元防衛相(56)、与謝野馨経済財政担当相(70)の3氏は8日、それぞれ出馬会見を行い、政権構想を発表する。
すでに立候補を表明している麻生太郎幹事長(67)、石破茂前防衛相(51)は告示にあわせて政権構想を公表する方向だ。
一方、出馬に意欲を示している山本一太参院議員(50)、棚橋泰文元科学技術担当相(45)も7日、テレビ出演などで存在感をアピール。ただ、推薦人確保に苦戦しており、両陣営は候補一本化を模索している。
メディアを通して知る限り、日本の国際社会での地位低下は著しく、争点は構造改革や財政改革など国内問題もさることながら、甘く見られている国際社会に対し、日本はどうあるべきかというグローバルなアッピールを是非伺いたいものだ。
米国との距離感覚を見据え、ロシアと北方領土を取り戻す戦術、中国、韓国、北朝鮮との新アジアの覇権、EUとの付き合いなど、また国際紛争に果敢に関わらず、おざなりのコメントでお茶を濁す程度から脱皮する体制など頑張ってもらいたいことがたくさんあるはずだ。
安倍、福田二代続いたお粗末な政権で国際社会に隙を与えてしまった自公民政権は、またもミーハー的政治ショウを仕掛けるが、国民が政治ショウの雰囲気に呑まれ、目眩ましにあわないよう注意深く見ていこう。
ともかく国際的力量もないのに『先生』とお互いに言い合って、自己満足している間はたいしたことは出来ないだろう。何の先生なのか聞いてみたい。国民の負託にこたえると胸を張るが、日本の世界的地位が落ち続けている現在、先生達の自己過信、思い上がりが甚だしいと思うのだが。