2008/9/1 一期一会の言葉は 安土桃山時代の茶人、利休の弟子で山上宗二の著「山上宗二記‐茶湯者覚悟十体」にある「一期に一度の会」から生まれたという。
またお会いする機会があるかもしれないが、二度、お目にかからないかもしれない、一生に一度限りの思いで、今日の出会いを大事にしようとの意味と解する。長野県駒ヶ根市の仕事先で出合った方は74歳、会社を経営し、駒ヶ根市の観光協会の会長もしている。事業を40歳で引継ぎ、率先垂範で働く、社長然とせず、工場内の目の届きにくい場所を隈なく探し、自ら処置する。
ご自宅では菜園をもち、収穫物を社員に分ける。何事にも興味、関心を持ち、好奇心旺盛だ。社員が作ったゴーヤの砂糖漬けを紹介し、食べさせてもらう。
思い立ったら、即行動、車の走行距離は公私含めて年間3万キロ、休日は目的を持った京都日帰り等も苦にしない。何でそんなに若いのかと同級生に問われるという。
漫然と生きず、躊躇せず、意図的に行動する、ぶれないアグレッシブな生き方が素晴らしい。
真似できないが生き方に、刺激を受け、学び、内省する。
一期一会を愉しむ。