2008/6/13 時事通信によれば福田康夫首相は12日夜、政府・与党が後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の運用改善策を決めたことに関し、
「高齢者の方々の気持ちを心ならずも傷つけた。率直におわび申し上げたい」と陳謝した。
その上で「反省を踏まえ見直し案をまとめた。きちんと実行できるような態勢を各市町村や団体にお願いしないといけない」と強調。「元の(老人保健)制度に戻すのは大混乱を来す。その制度がもたないからこういう制度にしたという原点をよく考えなければならない」と述べ、見直しに理解を求めた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
いつものことながら金属疲労をしている政権与党は責任回避を前提に、世論の顔色を見ながら、小出しに見直し案を出す、現在に至る政治風景は国民の痛みを感じない、お金に困らない先生方の驕りと慢心と言えないか。
問責決議案、信任決議案と、国民に政治のお粗末を見せ付けたことで、この国の政治レベルを知ることとなる。洞爺湖サミットで成果をあげ、政権浮揚できるか、どうかが決め手となる。