2008/5/17 久しぶりにドライブする。御前崎方面に向う。なぶら市場で刺身定食をいただく。『なぶら』とは魚群のことらしい。
御前崎の灯台は聞いてはいたが、実物を見るのは初めて。200円出して螺旋階段を上がり、『灯台の灯り』を間近に見る。
御前崎の灯台といえば木下恵介監督による「喜びも悲しみも幾年月」の映画で有名、また若山彰さんの歌で一世を風靡。昔、辻堂の木下恵介監督の近くに住んでいて懐かしくなる。
映画では御前崎灯台の台長の長女は、戦争中に知り合ったレストラン経営の裕福な一家に預けられ成長する。そして貿易会社に勤めるここの長男と結婚。結婚後まもなく、2人は夫の赴任地(エジプトのカイロ)へ向う。
そしてこの豪華な客船を、有沢夫婦は台長として勤務していた、静岡県の御前崎灯台から灯りと霧笛で見送り、客船もこれに霧笛で答えるというシーンで霧笛が響き会いクライマックスシーンを迎える。
灯台から眼下に見える海岸の景色をしばらく愉しむ。
近くの物産館で貝をもらう。