2008/1/13 教覚寺で御正忌報恩講、門信徒会総会のあと壮年会の新年会がお蕎麦屋さんの『たがた』で開かれた。
25名の方々と出会い、気持が解れる。早速住職さんから新年会だけに出席した小生を見逃さず指弾の矢が当るも、住職さんはじめ楽しいひとときを過ごす。
小生のブログを見ていただく方がおられ、声をかけてくださり、若干の責任があるが、己の趣味として専ら知るを楽しんでいる。
住職さんから『無学』について知る。『無学』とはこれ以上学ぶことがないという意味だと教わる。言葉をいい加減に使っている己を恥じる。
隣の席から50歳で独立後、親族の方が心配され、いざという時に使えるよう毎月、通帳に入金してくれた話を伺い親族の思慮深い優しさに目が潤む。
『たがた』では蕎麦と酒にこだわり、蕎麦焼酎「帰山」の蕎麦湯割りなど、蕎麦屋酒が楽しめる。通人は笊蕎麦と酒で愉しむという。
天ぷらは旬の野菜でモンゴルの岩塩をおろし金具で天ぷらの上に直接かけるという遊び心があり愉しませる。
蕎麦猪口やそば徳利などは益子焼で、粋な色合い、形。 小生では見つけることが出来ないだろう店。幹事さんのセンスに感謝。ありがたい。そういえば『ありがたい』は『あることが難しい』と聞いたことがある。
前菜に長老喜(チョウロギ)がでる。シソ科の多年草の植物、その根にできる食用とされる球根のように見える塊茎部分である。正月の祝い事に長老喜と黒豆煮との組み合わせでいただく。器との色合いが見事。