2007/9/9 テロ特措法に基づくインド洋での海上自衛隊の給油活動継続は『対外公約』であると再び退路を断つような発言をした安倍首相は
空気が読めているのか気になる。政治的に命取りにならなければと危惧する。
参議院選挙で『小沢さんを選ぶか、私を選ぶかの選択だ』と国民に問うたのと同じではないか。退路を断つような発言をして責任が取れないなら、芝居がかった発言は控えては如何か。安倍首相の覚悟の程度が露呈してしまう。この人に国の舵取りを任せいいいのか、疑問が残る。
日米首脳会談でも自ら『是非とも継続が必要。最大限努力する』と踏み込む。
国内の政治状況が読めているのか、いないのか、国会対策の戦略・戦術があるのか不明。着地点がみえない現状、安倍首相は自らを追い込み国際外交から包囲し、国内をまとめようとする危うい賭けに出る。
プーチン大統領とは日ロ平和条約締結環境整備で合意とか、毒にも薬にもならない合意。安倍首相に戦略が見えない。この程度で満足か。
折りしも国後島や択捉島などの北方領土に外国人労働者を投入し、実効支配を強め、占拠の固定化を計っていることに対し、苦言を呈する度胸はないのか。
胡錦濤国家主席との会談では偽ブランドや食品汚染、人権問題等に警告を発する『政治度胸』があるか気になる。
2007/9/9 安倍晋三首相は9日シドニーでの内外記者会見で、海上自衛隊による給油活動が継続できなれば「私の職責にしがみつくことはない」と述べ、心理が揺れ動く、煮え切らない状態での退陣の意向を表明した。(産経新聞)