2007/6/21 富山県警に女性暴行と同未遂事件で容疑者として逮捕された男性が約2年1ヶ月服役後に無実と判明した。
2007/6/20 富山地裁は再審初公判を開き、検察側は『無罪であることを立証する』と発言。当時の取調官に対する弁護側の証人申請を裁判長は却下。
誤認逮捕され、服役していた男性は『日本の司法制度はこの程度か』と発言。無念やるかたない思いを吐露。この理不尽がまかり通る警察の体質は旧態然としており、成熟した民主国家とは言えないだろう。
誤認逮捕も許せないが富山県警が謝罪し、取調官を処分するまで持っていかないと、取調官の横暴はこれからもありえる。取調室での録音、ビデオもルール化すべきと思う。
多分、富山県警は『誤認逮捕であったが捜査に違法性はなかった』と誤認逮捕された男性の痛みに触れず平然と語るであろう。
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