最近一流企業の倫理観が下がっている。
2006/8/12付けの朝日新聞によればシャープの液晶テレビを製造する亀山工場で2004年3月 二次下請けの請負会社の男性が起こした全治一ヶ月の労災事故の処理で別工場でやったと偽りの報告を労働基準監督署にしていたことが分った。
男性はシャープの正社員から頻繁に指示を受けており、偽装請負の疑いがあるがシャープでは『元請の会社の責任者に指示したつもり。男性に直接命令したとの認識はない』として、偽装請負への関与を否定している。
また労災飛ばしについては『行政へは請負会社が届けており、事実と異なる届出がおこなわれていることは知らなかった』という、極めて手堅い答えをしている。
シャープのこれらの発言が翻ることがなきよう期待する。