人生で鍛えられたことは何かと自問自答する。
サラリーマン時代は所詮『宮仕えの身』、どんぐりの背比べで敗者・勝者が入れ替わり立ち代わりしのぎを削る権謀術数の世界。
保身に注力し深く心は鍛えられない。
だがISO審査員時代に鍛えられる。
1日7時間。
約500社の審査をする。
概ね2~4日間にわたり企業先での審査。
オリエンテーションの後、審査に入ったら最後まで審査員が進行する。
すべては審査員の自己責任。
審査期間のトークの辻褄の責任は重く、相手に見られている。
白か黒か、結論を出さなければならい。
しかも審査報告書には企業先のトップの署名が必要。
詰めが甘いと署名を拒否される場合もあり帰れない。
クレームとなる。
主に研ぎ澄まされた管理職が審査員と対応し、問題点を納得させるのは簡単ではない。
もちろんグッドポイントも大事。
トップのサインをいただくとホッとする。
誰もがいただけるのか、審査機関から感謝状と記念品をいただく。
応対辞令を含め待ったなしで鍛えられる。