共同通信によれば毎月勤労統計の不正問題で、厚生労働省は29日、外部有識者でつくる特別監察委員会の調査を全面的にやり直す方針を決めた。
これまで部局長級、課長級計20人の聴取は外部委員が担当したと説明していたが、約半数の8人は身内の同省職員のみで実施したと訂正。
前身の監察チームを含め、課長補佐級以下を合わせた対象37人のうち7割近い25人が身内のみの聴取で、抜本的な再調査が必要と判断した。
厚労省が組織的隠蔽を否定する根拠としていた監察委調査の中立性が完全に失われた。
29日午後には参院本会議が開かれ、安倍晋三首相と全閣僚が出席。
統計不正問題が追及される見通しだ。
安倍長期政権で官僚、政治家が気を使い国民目線ではなく安倍目線となる。
その結果、統計手法は政策に寄り添うようサンプリングする。
たとえ間違っていても言い方一つで切り抜ける技もを身に着け自信を持つ。
盛者必衰の理をあらわす。