日曜日早朝、NHKEテレ番組『心の時代』を見る。
汚れた自分の心を少し奇麗にする。
それでも凡夫には難しく理解しがたい。
浄土真宗本願寺派松江山教覚寺の壮年会に参加する。
飲み会があると聞くと参加するレベル。
講話では住職さんご夫妻のルビー婚記念で三泊四日の旅、島根の温泉津(ゆのつ)の安楽寺を訪ねたお話。
温泉津(ゆのつ)は妙好人のルーツ。
妙好人とは日常の瑣末のことがらにまで仏教的な悟りに似た境地にある人物を指す。
浅原才市は熱心な寺参りをほめられ困惑し、「わしが仏さんを拝むのは、この通り自分はまったくの鬼だから」と、「角のある肖像」を地元の日本画家・若林春暁に描いてもらうという逸話が残る。(ウイキペディアより転載)
浅原才市さんの詩。
『わしの心はくるくるまわる 業のくるまに回されて
まわらばまわれ 臨終まで
これから先にくるまなし とめてもろたよ 南無阿弥陀仏 』
講話の後、イタリアンの『トムジュニア』に行く。
住職さんと対話するのが楽しみ。
住職さんの胸を借り、己の不甲斐なさを問う。
心を浄化する時間をいただき感謝する。
殻を破れない自分がいる。
現状維持の『ぬるま湯』が心地よい。
変えようとしない自分に浸かってしまう。
人を責めるより同じ課題を自分に問いかけようと気づく。