『日本の歴史を変えた302人』の中に平安時代の後白河天皇がいる。
五代の天皇のフィクサー。
平清盛と結んで院政の確立に成功するも平清盛の権勢を恐れ鹿ヶ谷の陰謀を企み幽閉される。
平家の都落ちで身を隠し源氏を支持する。
源頼朝と源義経の離間を策し権謀術数に長る。
後年、大原御幸で建礼門院と再会。
サラリーマン社会も権謀術数がつきもの。
勝者は敗者の屍を越えて出世する。
世の常だ。
世の中が良くなる構図ではない。
歴史を見れば分かる。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす」