京都国立博物館国宝展を観賞した先生からお便りをいただく。
雪舟の国宝6点がすべて公開されたと伺う。
教えていただかなければ知らなかった。
調べてみると雪舟の画風の特徴は『破墨法』という。
「墨を破る」というのは「淡墨をもって淡墨を破る」,すなわち淡墨の上に淡墨を重ね,あるいは「濃墨をもって淡墨を破る」という解釈のように,墨を重ねて墨の濃淡で立体感を表現する技法をいう。
室町時代の画僧、雪舟は中国・明で本場の水墨画の技法を吸収し帰国後、力強い筆致と堅固な構成を特徴とする独自の画風を確立。
現存する作品の大部分は中国風の水墨山水画であるが、肖像画の作例もあり、花鳥画もよくしたと伝える。
宋・元の古典や明代の浙派の画風を吸収しつつ、各地を旅して写生に努め、中国画の直模から脱した日本独自の水墨画風を確立した点での功績が大きい。(ウイキペディアより転載)
四季山水図巻
破墨山水図
天橋立
破墨山水図
破墨山水図
慧可断臂図(えかだんぴず)
禅宗の初祖・達磨が少林寺 において面壁座禅中、慧可という僧が彼に参禅を請うたが許されず、自ら左腕を 切り落として決意のほどを示したところ、ようやく入門を許されたという有名な禅機の一 場面。