土佐四万十のお土産『あおさのり』が届く。
四万十川のロマンが漂う。
歌手の三山ひろしさんが『四万十川』を歌っている。
四万十町地名辞典によれば四万十川の名称の由来の各説をあげている。
- ①四万十の流れを集めた/1789天明9年/宮崎八野右衛門の説
- ②上流の四万川と中流の十川とを合わせた/1858安政5年/防意軒半開の説
- ③上流の四万川と下流の渡川とを合わせた/1811文化8年/岡宗泰純の説:1998平成10年/大崎光雄の説
- ④アイヌ語シマ説/1897明治30年/寺石正路の説
- ⑤アイヌ語シ・マムタ説/1928昭和3年/寺田寅彦の説
- ⑥アイヌ語シマト説/1953昭和28年/建設省渡川工事事務所の誤写説
- ⑦アイヌ語シマム・トー説/1997平成9年/大友幸男の説
- ⑧四万石を十回流す流域山地の流送可能材木数説/1999平成11年/野本寛一の説
⑨四魔(曼)・渡(十)川の吉田孝世による文学的創作説/1999平成11年/腰山秀夫の説
東北以外でアイヌが影響しているのに驚く。
『あおさのり』は四万十川産の干し青のり。
四万十川の汽水域で12月頃から3月頃に採れる天然のスジアオノリ。
とろけるような食感と風味が特徴。
天日干しの風景は緑の絹糸を干したようにみえる四万十川の冬の風物詩。
温かいご飯にのせていただくのが好み。