家人の引っ越しがあり世田谷区若林に手伝いに行く。
新たな門出に幸多からんことを祈る。
渋谷から東急田園調布線で三軒茶屋、三軒茶屋から東急世田谷線で若林に向かう。
渋谷から東急田園調布線や東急世田谷線に乗り換えるのがややこしく家人の案内でスムーズに行く。
引っ越しの途中、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』で知られる吉田松陰の神社に立ち寄る。
山口県萩市に松陰神社があると聞いていたが東京にもあることを知る。
明治維新を牽引した松下村塾の志士たちが育つ。
その一人に伊藤博文がいる。
吉田松陰は安政6年10月27日、安政の大獄に連座し江戸伝馬町の獄中にて30歳の若さで刑死。
その4年後の文久3年、松陰先生の門下生であった高杉晋作、伊藤博文、等によってこの世田谷若林の地に改葬。
神社所在地一帯は江戸時代から長州毛利藩藩主毛利大膳大夫の別邸のあったところで大夫山と呼ばれてる。
明治15年11月21日松陰先生門下の人々が相謀り、墓畔に社を築いて先生の御霊を祀り忠魂の鎮座する。
近年は学問の神として崇敬されていると聞く。
辞世の句
- 親思う心にまさる親心けふのおとずれ何ときくらん
- 身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂
絶命の詩
- 我今為国死 死不背君親 悠々天地事 鑑照在明神
(我いま国の為に死す死して君親に背かず悠々天地の事鑑照明神に在り)