2005/4/1 夜、テレビのBS2でカークダグラス主演の『炎の人 ゴッホ』を見ました。
ゴーギャンとの出会い、素晴らしい弟夫婦の献身的な支えがありながらも、感情の起伏は抑えきれず、自分の耳を切り落とすまでに至る狂気の沙汰におよび、その一生は辛かっただろうと察します。そしてゴッホの作品が世に出たのは死後でした。
ゴッホの絵は、感情の起伏をキャンパスにぶつけ、激しい曲線として現われ、誰もがゴッホの作品だとわかるほど個性的であります。
そういえば、数年前ですがオランダで日本、イギリス、オランダに所蔵している3つの『ひまわり』展があり、偶然見ることができました。
ゴッホの作品は鑑賞している人の心を揺さぶる力を持っていて、私の心もゴッホに共鳴するかのように響きます。
代表的な作品を見ていると黄色が、強く印象的で、夜のカフェ テラスでは、配色は黄色を中心として夜を感じない配色なのに夜を感じる趣があります。
私は西洋画ではゴッホの作品が、日本画では熊谷守一の作品が好きです。