(ブルームバーグ):5日の金融市場でロシア・ルーブルが上昇。ロシア国債とロシア株も上げている。
6日に行われるプーチン大統領と独仏両国首脳の協議を前に、ウクライナ情勢の行き詰まり打開への期待が広がった。
ロシア国債の利回りは12月12日以来の低水準に下げた。
ルーブルは対ドルで今週3日目の上昇。1.9%高の1ドル=66.7150ルーブルとなっている。
前日は4.2%下落した。
フランスのオランド大統領とドイツのメルケル首相は5日からキエフ、モスクワを歴訪。
ウクライナ紛争を終結させるための強い外交意欲を示した。
国連の推計によれば、昨年4月以降、ウクライナの衝突で5350人以上が死亡した。
こういう時にこそ安倍首相も積極的平和主義を実践してもらいたいが力量に乏しい。
日米同盟の足かせがあり、オバマに抑えられ独自外交ができず身動きできない。
その点、ドイツやフランスは独自外交を進める。
米国も邪魔できない。