家人たちが二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)に参拝。
二見興玉神社は、三重県伊勢市二見町江にある。
境内の磯合にある夫婦岩(めおといわ)で知られる。
夫婦岩の沖合約700mの海中に沈む、祭神・猿田彦大神縁の興玉神石を拝する神社。
猿田彦大神は天孫降臨での際に高天原と豊葦原中津国の間の道案内を務めたことから、「道開き(導き)の神」といわれている。
この神の神使はカエルとされており、神社参拝の後に神徳を受けた人々が、神社の境内にカエルの塑像を献納する。
このため、境内には無数のカエルの石像が並んでいる。
この神社の授与品もまた「無事カエル」「貸した物がカエル」「お金がカエル」(カエルと帰る・返るの掛詞)と呼ばれるカエルをモチーフにしたもの。
夫婦岩(めおといわ)は日の大神(天照大神)と興玉神石を拝むための鳥居の役目を果たしている。
古来、男岩は立石、女岩は根尻岩と呼ばれていたが、いつの頃からか、夫婦岩と呼ばれるようになった。
この名称がついた時期は定かではないが、江戸時代中期の『伊勢参宮名所図会』に大注連縄を張った夫婦岩の絵が載せられている。
二見興玉神社の『ぼけ封じ成す(茄子)守』をいただく。