三重県亀山市から移動し、次の仕事先の岐阜市に移る。西岐阜駅近くに岐阜県美術館があり閉館まで時間があり立ち寄る。
ここの美術館の収集の目玉はオディロン・ルドン。最近、富山県立美術館に貸し出されたことがある。
ルドンは印象派の画家たちと同世代だが、その作風やテーマは大いに異なっている。
光の効果を追求し、都会生活のひとこまやフランスのありふれた風景を主な画題とした印象派の画家たちに対し、ルドンはもっぱら幻想の世界を描き続けた。
展示作品は『カインとアベル』 『アポロンの戦車』 『弓を持つケンタウロス』等で神話の世界をモチーフとする。