2010/7/24
今週は群馬伊勢崎⇒太田⇒埼玉県深谷と猛暑での仕事。仕事が終わり折角なので、帰途、世良田東照宮(せらだとうしょうぐう)に寄る。
ここは静岡の久能山東照宮と日光東照宮の一直線上に位置すると久能山東照宮の宮司さんから伺ったことがあり、かねてから興味を持っていて参拝することが出来た。
世良田東照宮は、群馬県太田市(旧新田郡尾島町)世良田町にある。
全国に東照宮は130以上あるが幕府による造営は七箇所、日光・久能・上野・紅葉山・仙波・世良田・船橋である。その一つに世良田がある。
東照大権現たる徳川家康を祀る東照宮。1617年(元和3年)に駿河国久能山(久能山東照宮)より下野国日光(日光東照宮)へ家康の遺骸を改葬した際に建てられた社殿を、1644年(寛永21年)に上野国世良田へ移築し、創建された。国指定新田荘遺跡の1箇所。
この地は新田氏の開祖新田義重の居館跡とされ、隣接する長楽寺は義重の供養塔もあり、歴代新田氏本宗家惣領が厚く庇護を与え、大いに栄えていた。
関東に入った徳川氏は、新田氏から分立したこの地を発祥地とする世良田氏の末裔を自称していたため、徳川氏ゆかりの地ともされた。
寛永21年(1644年)、3代将軍徳川家光の命により、徳川氏の遠祖の世良田義季の墓があり、天海僧正が住職をしていた長楽寺の境内に創建された。