バースは、ロンドンの西140kmにあり、行政区分としては、単一自治体のバース・アンド・ノース・イースト・サマセットの地区となる。人口は9万人程度。
紀元前からの温泉場として有名。一説には、ケルト人が発見したと言われている。その地名が、英語のbath(風呂)の語源となったというのは俗説で、正しくは風呂を意味するゲルマン古語からその名がつけられた。
1世紀頃、ローマ帝国の支配下で、保養地として繁栄。ローマ式の大浴場や神殿が建築された。ローマが撤退すると一時的に荒廃した。
18世紀に再発見される。ジョージ3世の頃、ジョージアン形式と呼ばれる当時のテラスハウスの建つ町並みへと変貌した。上流階級の保養地にもなった。世界遺産に登録されている。(ウイッキペディアより転載)
古代ローマ皇帝は大衆の不満が昂じないように大規模な競技場や浴場を作り大衆を愉しませる体制を維持してきた。
バースは英国唯一の温泉が出るところ、温泉水を飲ませてもらう場所があり連れて行ってもらう。美味しくはないが思い出の一つとなる。ツアーコンダクターの配慮に感謝。