エジンバラから湖水地方への途中、スコットランドのグレトナ・グリーンに立ち寄る。ここは駆け落ち結婚を取り持った鍛冶屋さんがある。
1753年、ハートヴィク卿の婚姻法がイングランドで可決して以来、イングランドでは両親の承諾を得た21歳以上の男女のみに結婚が制限されるようになった。
この法律はスコットランドには適用されず、男性は14歳、女性は12歳以上ならば親の承諾なしに結婚できることになっていた。
よって多くの駆け落ちカップルが結婚するためにイングランドを逃れ、スコットランドに入って最初の町、すなわちグレトナ・グリーンへと走ったのである。
グレトナ・グリーンの2つの鍛冶屋と無数の宿屋や農家を背景にして、何千件もの結婚式が執り行われた。今日においても、グレトナ・グリーンは結婚式の開催地として世界中で有名であり、世界中から何千ものカップルが、グレトナ・グリーンで「金床を前に」結婚するために殺到しているという。(ウイッキペディアより転載)
1712年ごろに建てられたOld blacksmiths shop(下の写真)等が結婚業者の中心となった。