2010/4/1
午前5時起きの習慣から NHKデジタル教育DE番組『高校講座 日本史』で『東アジア世界の動乱と古代日本』をたまたま見る。
白村江の戦い(はくすきのえのたたかい、はくそんこうのたたかい)の解説があり、663年(天智2年)8月に朝鮮半島の白村江(現在の錦江近郊)で行われた、倭国・百済遺民の連合軍と、唐・新羅連合軍との間の、海と陸の会戦のこと。
この戦いは、唐・新羅連合軍の大勝利に終わったが百済を支配下に置こうとした日本は唐・新羅連合軍の国内への侵略を恐れ、天武天皇は都を天智天皇の大津から飛鳥浄御原宮 (あすかきよみはらのみや)に遷す。
さらに大和政権は九州ー瀬戸内海ー畿内の生駒山系 にいたる西日本の要所に大野城をはじめとする朝鮮式山城を防衛のため築いたが侵略はなかった。
山城のひとつである鬼ノ城は、標高400mの吉備高原の最南端に築かれている。眼下には、古代吉備の中心地であった 総社平野や足守川流域平野を望み、吉備の津(港)も間近い。
高校講座で古代日本の歴史を知るのもよい機会。NHK教育番組以外に NHKデジタル教育DE番組があることも知る。