ドイツのゲーテは詩人、劇作家、小説家、科学者、哲学者、政治家と幅広く、活動し優れた業績を残した。
ゲーテは語学にも堪能で英語、フランス語、イタリヤ語、ラテン語、ギリシャ語、ヘブライ語を習得していた。
26歳のゲーテはワイマールのカール・アウグスト公から招聘され、大臣として政務につく。イタリヤ滞在時、ドイツの詩人、歴史学者、劇作家、思想家であるシラーとの交流があり、ワイマールにゲーテとシラーの銅像がある。数年前にワイマールで銅像を見たが、ゲーテとシラーの業績についてろくに知らなかった。
ナポレオン軍がワイマールに侵攻し、1808年10月ナポレオンの命によりドイツ諸侯がエアーフルトに集められた。ワイマール公爵の依頼でエアーフルトに来ていたゲーテの名前を見たナポレオンはゲーテに会っている。
ナポレオンは「若きウエルテルの悩み」を7回も読んでいた。ゲーテはナポレオンから「レジオン・ド・ヌール勲章」を受けている。
シューベルトの歌曲『魔王』 『野ばら』はゲーテの詩である。モーツァルトの歌曲『すみれ』も作詞はゲーテ。
そのほかにベートーベン、ベルリオーズ、シューマン、リスト、グノー、マーラー、メンデルスゾーン、ブラームスの作品に歌詞をつけている。多彩なことに驚くばかり。
著作でも『若きウェルテルの悩み』 『魔王』 『ファウスト』等知られている。又ゲーテの格言集は分りやすく親しみやすい。
ゲーテの名言集から
『生きているあいだはいきいきとしていなさい』