2009/9/9
彦根城の井伊家彦根藩と浜松の龍潭寺の縁を知る。風光明媚な奥浜名湖その北に位置し、豊かな自然、緑と花に抱かれた町、浜松市井伊谷、そこに萬松山龍潭寺がある。平安時代から戦国時代までの六百年にわたり当地方を治めた名門井伊氏の元祖。一度行ってみよう。
井伊氏は保元の乱で源義朝に、鎌倉時代には源頼朝に仕え、南北朝時代では御醍醐天皇皇子、宗良親王を迎え北朝と戦い武勲をなしている。
室町時代、今川氏に仕え「桶狭間の戦い」で戦士をした井伊家22代直盛の戒名をとり龍潭寺と寺号を変えた。戦国時代、24代直政が浜松城主徳川家康に仕え“井伊の赤鬼”と呼ばれ大活躍、やがて徳川四天王の筆頭となり彦根に出世する。
そして、幕末に36代井伊大老直弼が開国の偉業をなしとげる。こうした元祖共保公より40代に到る祖霊を祀る菩提寺として歴代当主に深く帰依されて来たのが龍潭寺である。(龍潭寺ホームページより転載)