2009/6/19
大阪府知事の橋下氏が各党のマニフェストを読んでから支持政党を決めるとし、タブーだった首長による政党支持を明らかにするとしている。今までにない動きだ。何を言いたいか一目瞭然で分る。
これは明治維新に匹敵するほど、日本の政治体質を変える弾みになるかもしれない。これに連動する首長もおり、又名古屋の河村市長も「名古屋は庶民革命による『自立する市民の街』を精神的基柱にする」と強調し、新しい風を興そうとしている。
北欧の政治家のように高い報酬をあてにしない人たちが政治の中心に参加する仕組の再構築が必要だ。自己欲のみで勲章をもらうために奔走する政治家は庶民にとって必要ないのではないだろうか。先生方の国民の付託に答えるという思い上がりは願い下げだ。
政治家達の公家化に歯止めをかけなければ、日本の未来はなく、外国からも日本の政治の体たらくについて嗤われてしまう。また参議院とのねじれ現象は続いている現在、思い切ったことはできず外国から足元を見られている。日本は決断のときを迎えている。
今、政治家達と官僚の長年の不作為の罪を総ざらいする絶好のタイミングを迎えつつある。政権与党からも大政奉還の覚悟を持つべしとの声もあるようだ。また復権すればいいではないか。
公家政治家でない東国丸知事や橋下知事、河村市長等、既存の柵の少ない人たちが核になり、日本を変えるまたとない平成維新のチャンスが来た。来る衆議院総選挙で国民が公家達のレトリック手法に気づき、国民がどう選挙で意思表示するかで決まる。