2009/2/23 テレビ映画『エリザベス:ゴールデン・エイジ』を愉しむ。処女王といわれたエリザベス一世の歴史映画。
見事な宮廷衣装はアカデミー賞の衣装デザイン賞を受賞。宮廷と華麗な衣装が絵になり、そこで起こるおどろおどろしい現実が展開され、人間の業の深さを知り、とても面白かった。世界史の参考書よりも記憶に残りためになる。
弱冠25歳にしてイングランド女王に即位したエリザベスは宗教問題(カトリックとプロテスタントの抗争)に権力闘争、欧州列強の侵攻の危機に巻き込まれ、加えてスコットランドのメアリー女王が逃亡してきて王位を主張するなど、なおも彼女を脅かす火種が潜在していた。
そんな折、エリザベスは新世界への夢を語る航海士・ローリーと出会い、禁じられた想いに駆られる。だが時は1587年に移り、メアリー処刑をきっかけに1万人ものスペイン無敵艦隊の侵攻が迫り撃退した歴史的人物の自伝映画。