カレンダーの『令和3年10月11日』が薄い『11』になっている。
東京オリンピックの都合でスポーツの日が移動し前だし、7月23日に移動。
7月23日(金)はオリンピック開催式当日のため。
カレンダーの祝日変更が確定できないタイミングで、印刷が間に合わず『薄い11』になる。
皆さん、『『令和3年10月11日』は出勤ですよ。
講談を楽しんでいる。
最近、創作『駿府麻機街道』を作る。
演じるのにヒゲをつけようと思いドンキホーテでパーティー用の『世界の偉人ヒゲ』を見つける。
「週刊文春」が 8月26日発売号 、 9月22日発売号 と2度にわたり報じてきた、フジテレビ系列・岡山放送(OHK)の男性社員の自殺問題を巡り、会社側の対応に社員から疑問の声が上がっていたことが「週刊文春」の取材でわかった。
岡山放送は9月29日、自殺の主な原因は長時間労働であり、上司によるパワーハラスメントも確認されたとの社内調査結果を発表。
中静敬一郎社長を減俸20%(3カ月)、パワハラをした上司を停職2カ月とするなど複数の幹部社員を懲戒処分とした。
「週刊文春」は調査結果発表前の9月27日、岡山放送と子会社の全社員を対象に開かれた、社員・柏田貴一さん(30・仮名)の自殺に関する社員説明会の音声を入手した。
柏田さんは今年3月からお笑いトリオ「ハナコ」の冠番組「ハナコのBuzzリサーチ」を担当。
現場で長時間労働を強いられ、総合演出を務める上司のX氏からパワハラを受けていた。
「『殺すぞ』などと暴言を吐かれ、物を投げつけられたこともあった。
亡くなる直前には『お前は今まで関わってきた中で一番ダメなディレクターだ』と罵られ、ひどく落ち込んでいました」
(現役社員)そして柏田さんは7月6日、自ら命を絶った。
その約3カ月後の9月27日、岡山放送の新本社9階で柏田さんの自殺について説明する全社集会が開かれ、登壇した中静社長は「説明が遅れたことをお詫び致します」「ご遺族に誠心誠意、対応いたします」と語った上で、柏田さんの死について涙ながらにこう言った。
「人のやりくりができず、(柏田さんに)手を差し伸べられなかったのです。こんなバカな話もありません! なんとしても実行しなければいけないことの一つは、OHKグループの働き方の抜本改革です」社長が会を締めようとした時、一人のベテラン女性社員が「待ってください。発言させてください」と声を上げ、涙ながらにこう訴えた。
「悪かったとき、そういう時こそ『報告はすぐに、対応は素早く』とそう言われて今まで育ってきました。今回のことで会社の対応は余りにも遅すぎます」「社長のメッセージを最初に頂いた時、落胆しました。どう考えても『わからない』と、この段階で言われることはなかったと思います」会の出席者が説明する。
「社長は8月、柏田さんの亡くなった原因について『よくわからないとしかいいようがない』と社員にメッセージを発信したのです。
柏田さんが長時間労働やパワハラに悩んでいたことは周囲の誰から見ても明らかだったのに、ろくに調査をする姿勢が見られず、社員は呆れ果てました」女性社員の訴えに、中静社長は「皆さんに対し、傷つけたことを深くお詫び申し上げます」と応じた。
所詮、コップの中の出世競争で過激になりターゲットを絞りこみ、みせしめと恐怖心を与え権力を誇示し集中攻撃する。
どこの組織にも『パワハラ』はあり、同様な事件は後を絶たない。
今後も続く。
サラリーマン社会、出世競争で僅かな分配金で凌ぎをけずる。
犠牲者を弱い人だと追い打ちをかける場合もある。
パワハラした人物を擁護する風潮にもある。
加害者は懲戒免職処分相当として制裁に値する。
停職では同じ穴の狢と映る。
僕もサラリーマン時代、万座で叱責を受け役職を外された。
家に持ち帰ることはなかったが辛かった。
追い詰められ計画していた自営業に転じた。
上司はみんなの前で自分の権威維持のため特定人物を叩くのは定石である。
誰も庇ってくれない。
叩かれ続け、死を考えるようになったら一刻も早く、次の一手を考えるべしと申し上げたい。
パワハラは犯罪である。
明治時代、渋沢栄一氏の顧問でもあった実業家の本多清六氏は『サラリーマン』に警告している。
『おしなべて公務員、会社・銀行員、その他の事務者、いわゆるサラリーマンである。
これはもとより、それぞれに向く知識と特技的要素も大切であるが、まず何人も責任感強く誠実、勤勉で、協調的態度を失わなければ、まず一人前に勤められよう。
規則的にテキパキと事務を処理していくためには、それだけの修練と努力を積めばだれしも一応のところまでは達し得られる。
世人の最も多くが、ことに学校卒業生の大部分がこの方面に就職計画を立てるのはあながち無理もない。
いわゆる世俗的な普通のおつとめである。
それだけにまた、この方面に就職する人々には、ただ漠然と入って、漫然とその日一日を、ついには一生を過ごしてしまいやすい危険がある。
人生計画はこれらの人々にとって、特に必要欠くべからざるものとなっている』
明治時代の教訓である。
今も明治の教訓が生かされず大多数がサラリーマンで一生を終わることに変わりはない。
よりよい人生のために個としての意志の強い人生計画がいかに大事であるかを示している。
『徹子の部屋』でモーニングショーに出演している弁護士の菊間千乃氏とのインタビューで、同じ番組のコメンテーターの玉川さんを徹子氏が『あの方、サラリーマンンでしょう』いうトーンから自分よりも下に置いている様子だった。
なるほど。