テレビ番組で鎌倉の円応寺が紹介されていた。
円応寺には運慶作と伝えられている閻魔大王があり、十王像が見られる。

十王像は地獄の裁判官、人は死ぬと六道、つまり天上、人間、修羅、畜生、餓鬼、地獄の六段階に分かれ、生前の行いにより決定し7の付く日に裁かれるそうです。
ダンテの神曲でダンテが地獄、煉獄、天国と彼岸の国を遍歴して回り、神の審判を受ける様子を知る詩にどこか共通することを知る。初七日の秦広王は人の一生を巻物にして見ます。いわゆる書類審査。
二七日の初江王は、三途の川を善人には浅瀬を、悪人には深瀬を渡らせる。
向こう岸に奪衣婆(だつえば)さん(堂内に陳列)が待っていて、川を渡って来た人の服を木の枝に掛けさせて、この枝のしなり方により判定。
三七日は宋帝王で邪淫(じゃいん) の罪を、平たく言うと浮気とか不倫とかの男女の不正関係を審査する。
四七日は五官王で愚痴ぼやき等の妄言を裁く。
そして五七日に最初の判決を下すのが閻魔様。
六七日は変成王で再審をして罪の軽い人を少しでも救うようにする。
七七日の四十九日に泰山王が人の生前の功罪に対して最終判決をする。
次に生前に親交のあった家族や友人が法要し
百ヶ日の裁きは平等王、卒哭忌(そつこくき)」ともいわれ、泣くことをやめ悲しみに区切りをつける日
一周忌の裁きは都市王、
三回忌の裁きは五道転輪王がその時にその人の隠れた長所を伝えるという。(近ちゃんギャラリーより転載)
『日本の秘仏』は仏像に関心はが低いものの、私のような初心者には手ごろな入門書。
その中で大阪府河内長野市にある観心寺にある如意輪観音坐像は官能的で艶めかしい。仏像にもこのようなものがあるのかと気づく。密教彫刻の最高峰といわれる。日本三大如意輪としているが、他には大和の室生寺、西宮の神呪寺がある。
佐藤晃子著『仏像クイズ』は各地の代表的な仏像をあてるクイズで、パラパラめくりながら覚えるまで繰り返し愉しめる。
そして虚空蔵菩薩は宝冠を被り、右手に剣をもっていると特徴も教えてくれる。覚えやすくしてくれる。
善光寺式阿弥陀三尊(ぜんこうじしきあみださんぞん)は、蘇我氏と物部氏によるの崇仏廃仏論争の対象となった、日本初伝の仏像と言われる信州善光寺の秘伝の本尊を模した阿弥陀三尊像で、鎌倉時代以降に盛んに制作されている。中尊は阿弥陀如来、
両脇侍の観音菩薩・勢至菩薩で、3体とも立像である。(ウィキペディアより転載)
以前、持っていた念持仏を家人に渡したので、又の機会に手に入れればと思っていたが、再び善光寺の売店で念持仏の阿弥陀三尊像を求める。持ち歩き日々汚れ、乱れる心を鎮める。
2009/6/29 観光地のお寺に出かけ手を合わせることがあるが、本尊についてろくに理解せず、まして仏教の最高位にある釈迦についても知らないまま、ここまできているのも情けない。
少しは勉強しようと思い長岡龍作著『日本の仏像』を読み始める。文章に専門用語が多く、私には難解だ。
この中で須弥山(しゅみせん)について書いてある。その中で仏教的世界では、その中心に聳えるのが須弥山。須弥山の中腹には四天王の住処があり、頂上には三十三天の善見城に帝釈天の宮殿、殊勝殿がある。
なんだかよく分らないが、須弥山には甘露の雨という雨が降っておりそれによって須弥山に住む天たちは空腹を免れるという。お釈迦様に甘茶をかけるのは、須弥山が元か。
2009/6/14 産経新聞に奈良 日本のふるさと欄に安野光雄さんが描く増長天像が載っている。東大寺戒壇院の四天王立像は天平彫刻の傑作といわれる。まだまだ知らないことが山ほどある。
天平文化とは平城遷都から平安遷都までの80年間を美術史的な呼び名だと知る。四天王立像は仏敵の襲来を防ぐ役割があり、憤怒をあらわにしている。
2009/5/24 長岡龍作著『日本の仏像』は美術史を専攻されている方の著作で小生にとって難解。しかし仏像とはなんなのか、知る上で勉強になる。
仏像とは釈迦の身代わりと理解すればよいのか。仏像は大きくは如来、菩薩、明王、天に別れ、『如来』は悟りに至ったものと、『菩薩』は悟りを目指すもの、『明王』は如来の変化身、『天』は仏教における神という。
2009/5/5 宗派はどちらですかとの問いに浄土真宗とまでは言えるが、そこから先が不勉強。少しは勉強しようと思い全国仏教壮年会議著の『仏教壮年ハンドブック』を読む。

その中で親鸞の生涯が波乱万丈であることを知る。法然上人と師弟関係にあり、奈良や比叡山から念仏弾圧が激しく、共に流罪となる。法然75歳、親鸞35歳。
流罪後恵信尼と結婚、わが子に求道者としての父の姿を伝えた文に『法然上人は勢至菩薩の化身、親鸞聖人は観音菩薩の化身であると夢の中で知らされ、あなたさまもそのようにお心得おきください』と伝えている。
しかしながら晩年には子の善信房が念仏者に動揺を与えたことにより義絶。親鸞84歳、断腸の思い。
ところで信州の善光寺の秘仏である前立本尊のご開帳が行われているが、この三尊は中央に阿弥陀如来で、右に観音菩薩、左に勢至菩薩の配置になっているが、どういう因果関係があるのか。
2009/5/1 月刊誌 一個人11月号の『仏像入門』は知っているようで知らない私のようなものには助かる。仏像は如来、菩薩、明王、天の4つに分かれるという。
如来:真理を悟って仏陀となった仏像界の最高位
①釈迦如来
②阿弥陀如来
③薬師如来
④大日如来
菩薩:悟りを求めて修行しながら人々を救う姿
明王:大日如来の怒りの化身、忿怒の形相で人々を教化
天:仏と人の間に存在する元異教の神々の正体