2008/10/9 毎日jpによればスイスの民間研究機関・世界経済フォーラムは8日、08年版の世界競争力報告書を発表した。競争力トップは前年に引き続き米国で、日本は昨年より1つ順位を下げて9位だった。
日本は、技術革新や企業活動で世界最高水準の競争力を持つとされた。一方で、政府債務の項目が調査対象134カ国・地域の中で下から6番目の129位。「政府予算の無駄遣い」が108位、「財政赤字」が110位、「農業政策のコスト」が130位で、非効率な官僚制と税制が最大の問題だと指摘された。下記は順位。
①米国
②スイス
③デンマーク
④スウェーデン
⑤シンガポール
⑥フィンランド
⑦ドイツ
⑧オランダ
⑨日本
⑩カナダ
米国は一位とは意外、金融危機を起こしても、以前競争力があり、回復力を持っているという示唆か。