2008/9/16 櫻井よしこさんに首相をやってもらいたいと思うほど、政権与党の不甲斐なさを痛烈に批判している。
戦国時代なら、弱々しさに乗じ攻め込まれ敗北し占領されてもおかしくない状況に嵌っている。国家として誇りも自覚もない国は他国から侮られる。征夷大将軍として命を懸ける想いで戦う人物が首相になってもらいたい。
北朝鮮の金正日総書記の健康状態の変化に、近隣諸国や米国は情報収集し、メディアに発表しているが、日本政府は国民に何も発表せず、静観している不様な状況は国の安全を守る立場としての国体をなしてない。
中国と米国が太平洋の安全を分かち合おうと、中国が米国に擦り寄っており、13年前、李鵬首相がキーティング豪州首相に日本は30年後に潰れると語ったということから、歴史の大局を予測しているかのようだ。友好国の嫌がることはしないなどとブッシュ大統領は言うだろうか。なんと、のんびりした国だ。隙に乗じて攻め込まれるだけだ。
2008/9/11付けの産経新聞で櫻井よしこさんは
『国際情勢は乱気流の真っ只中にある。乱世の指導者は命がけで戦う責務を負う。歴史の潮流の大変化を乗り切る戦いでは、弱気は敗北に繋がる。侮られる。弱気と慎重であるとの差は、指導者に国益実現の冷静な計算が出来ているか否かだ。人が変ればうまくいくかもしれないと言って政権放棄する最高指導者は、最初から指導者になってはならない。自身を客観的に見る能力があると自負する福田氏は己を客観し、その不明を愧じよ』と痛烈だ。