2008/9/9 金比羅歌舞伎大芝居で知られ、日本最古の芝居小屋として国の重要文化財として指定されている金丸座の復元工事に伴い、『かけすじ』の痕跡がみつかり、宮大工さんの知人が復元工事も手がける。
「かけすじ」とは、役者が宙吊りするのに使用する演出装置で江戸時代より行われていることを初めて知る。
今回、文化財の神社仏閣の建築に関わり、多くの実績を持つ友人の棟梁から『かけすじ』の復元工事と、かけすじを使った『羽衣』の興行までのドキュメンタリーを収めたCDを見せていただき、知らない世界を知り、興味、関心の幅が広がる。
日本を代表する歌舞伎の始祖は出雲阿国で、セリフが入り芝居仕立てになった阿国歌舞伎踊りが世に出たのは江戸時代初期だとか。
知人が歌舞伎に興味があり、よく出かけると聞き、日本人で歌舞伎を見たこともないというのも片手落ちと思い、先日歌舞伎座の立見席で歌舞伎を愉しむ。
イヤホーンガイドをつけないと内容がよく分らないが歌舞伎を齧った。