2008/6/28 お世話になっている浄土真宗本願寺派の松江山教覚寺の壮年会の旅行に参加した。
教覚寺は鎌倉初期の文暦元年(1234)、宗祖親鸞聖人が関東より京都にお帰りになられた時、入江庄(清水市)に居住していた光信房(1202~1287)は聖人の教えに帰依して御弟子となり、自宅を転じて一寺を建立し、念仏の道場としました。これが教覚寺の起こり。(教覚寺ホームページより転載)
今回の旅行の目的の一つに真宗高田派本山専修寺参拝がある。三重県の中ほど、津市一身田町に位置し、宗祖親鸞聖人のみ教えをまっすぐに受け継ぐ寺院で、高田本山と通称親しみを込めて呼ばれている寺院で、その高田派に所属する寺院は全国に600余ヶ寺。
本山専修寺の境内には数多くの伽藍(がらん)が建ちならび、中でも一番大きな重要文化財でもある修理完成の御影堂(みえいどう)を見る。(真宗高田派本山専修寺ホームページより転載)
案内してくださった方のお話によれば徳川家光が当寺の親鸞の貴重なご文書を渡すよう命じたが、渡さなかった住職は腹を切った。その遺徳を偲び梵鐘を造ったという。
日常生活で慢心と驕りがしみつき、時には宗祖や仏に手を合わせ、己の穢れを清めることも必要かと思い参加する。そして壮年会のみなさんとのふれあいも愉しみ。国民宿舎湯ノ山ロッジでの宴会で大村氏の和芸は年々冴え、見ごたえがあった。いつも愉しませていただきありがたい。