2008/6/6 朝日新聞によれば民主党の長妻議員が全省庁にタクシーの利用状況の調査を求めた結果、財務省では383人が深夜タクシーの公費での利用で金品を受け取っていたという。
何でタクシーを利用するだけで、接待を受けるのか不思議だが、誰にでも根付く慢心と驕りの結果、神経が麻痺する。国民に奉仕する国家公務員に国民が国政をあずけているが、国民の為の仕事は期待できないだろう。さもしいかぎり。
国民の税金で国政を預かる官僚の、見事な二面性が見え、さもありなんと思う。参議院での野党の力が増し、今まで無視されていたが、だいぶ以前からの慣習で、今まで表に出なかった情報が、次々と明るみに出て、どんどん浄化すべきと思う。時代が変わりつつあることを官僚は意識しているのか否か。官僚が日本を喰うことがなきよう願う。
欧米先進国のように何年かごとに、政権交代を図ることで、私利私欲を浄化するよい機会になるともいわれ、長期政権の交代が囁かれる。本屋の店頭には、その兆しを読み取る題名の本が目につく。