2008/2/23 静岡新聞によればミゲル・ルイス・カバーニャス駐日メキシコ大使が日墨交流400周年を記念して、久能山東照宮を訪れた。
16世紀初頭の1519年のスペイン人エルナン・コルテス (Hernán Cortés) の到着と1521年のアステカ人の敗北、そしてスペイン人による支配により、この地に「ヌエバ・エスパーニャ(新しいスペイン)」と呼ばれる植民地が誕生し、メキシコの植民地時代の始まりを告げた。(ウィキペディアより転載)
1606年 スペイン領のメキシコへ向った船が千葉沖で難破、徳川家康は三浦按針に船を作らせ帰国させたお礼に、スペイン国王からスペイン製ゼンマイ式置時計が献上された。
久能山東照宮を訪れたミゲル・ルイス・カバーニャス駐日メキシコ大使は手に取り友好の証をじっくり眺めていたという。
日本に伝来する最古のゼンマイ式置時計として重要文化財に指定。久能山東照宮に徳川家康所蔵のゼンマイ式置時計があることは聞いていたが、このようなドラマがあったことは知らなかった。神社に参っても、ただ凄いねとか、素晴らしいねで終わってしまい、なんの感慨もなく通り過ぎてしまうのが常だ。少しは学ぼう。