2008/2/17 静岡県梅が島の
兎作へ麻機村塾の行事として村塾メンバーの知人の計らいで、その方の山荘に向う。
山荘は標高800mの所にあり、9名の仲間と、途中から危なっかしい道を辿りながら無事到着。途中まで迎えに来ていただき感謝。オーナーの佇まいに感服。
山荘の囲炉裏にマキをくべ、地域の人も集まり鍋を囲む。マキが燃え、炎がくゆり、部屋がかすみ、煙が目に滲みる。『兎追いし彼の山 小鮒釣りし彼の川 夢は今もめぐりて 忘れがたき故郷』の童謡が年代もののスピーカーから流れ口ずさむ。なんともいえない温かい空気が漂う。前日から食材を準備、調理してくれた仲間の心尽くしに感謝。
囲炉裏の煙は天井の一部にある格子を潜り抜け二階の蚕部屋へと上がり、蚕部屋の通風孔から外に出る仕組。下の写真は山荘から見た素晴らしい景色。青のグラデーションが美しい。帰りに十枚山を間近に見る最も高所に住んでいる方のお宅に伺う。なんと梅が島から海が望めるという贅。さぞかし朝夕の海の色はなんともいえないだろう。時には通過する大型船が見えるという。絶景なり。
道中、郷土の歴史について、一人の知識では多寡が知れているが、色々教えてもらい断片的だった知識が繋がり愉しめ、また無事に車の運転をしてくれた仲間に感謝。麻機村塾も結成14年目を迎え、4代目の塾長が誕生した。まさに継続は力なり。