2008/2/8 産経新聞に寄ればラジオで「35歳になるとお母さんの羊水が腐ってくる」と発言した人気歌手、倖田來未(25)が、7日夕放送のフジテレビ系「スーパーニュース」に緊急出演し、涙を流しながら謝罪をした。
その中で『軽はずみなことを言ってしまった。どれだけ普段、自分が電波に乗せて軽はずみに話していたのかと改めて感じた。とにかく自分の言葉で傷ついた人たちに謝りたい。しっかり反省しなければならない』と謝罪。
女性の愛だったり、子供だったりを(自分の歌で)伝えてきたにも関わらず、不用意な発言をしてしまった己を責める。
誰にもある己の内にある自己矛盾がメディアを通じ露呈したわけで、プライベートゾーンでは不特定多数の心情も考えずに一方的に弾劾する心の貧しさは私にもある。
有名人だからこそ許されないというのは理不尽であり、言う側の嫉妬である。誰にでも起こる失言。人間は、それほど賢くない。己の慢心により絶頂期に墓穴を掘ることもある。年齢は問わないが晩年の失言は恥ずかしいが誰にでも陥る出来事。私にも起こる。
それにしてもテレビの各局のモーニクングショウの、何と貧相なことか。漁るように低次元の話題をテレビ知識人がコメントしている日本のメディアにがっかりする。でもこれが日本の平和策であれば成功したといえよう。しかし意図しているか、意図していないかは別として、大衆の生活不満の鬱積を消化させる為の小道具(生贄)を使い、時々ガス抜きをするようなもので危険極まりない。