2008/1/25 甲賀市の仕事先のロビーで狸の信楽焼を間近に見る。愛嬌ある顔は親しみが持てる。信楽焼は奈良時代からという。千利休ら茶人によって茶陶としてとりあげられている。
折角、来たので調べてみたら、藤原弘嗣の乱を受け、聖武天皇は恭仁京(くにきょう)、紫香楽宮(しがらきのみや)、難波京の離宮に移り、平城京を一時去る。
離宮の紫香楽宮の場所は信楽だということを知る。聖武天皇は仏教に深く帰依し、全国に国分僧寺、国分尼寺を置き、また東大寺を建立する。遺品は正倉院宝物として収められている。
各地に行くと、その地域の歴史に興味が湧き、今まで断片的だった知識がつながりはじめ、知るのが愉しみとなる。