2007/12/31 人間の皮膚からあらゆる細胞になる能力を持った万能細胞(人口多能性幹細胞=ps細胞)のビッグニュースがあった。
京都大の山中伸弥教授など日米の研究チームがヒトの皮膚細胞を使って「万能細胞」を作り出したことで、米ホワイトハウスは
、「ブッシュ大統領は重要な進展を非常に歓迎している」との支持声明を発表した。福田首相もコメントぐらい出せないのか、国民の利益にそぐわない政争に明け暮れていると、他の事が目に入らないのかもしれない。
声明は「医学問題は、高度な科学目的と、ヒトの生命の聖域を混同することなく解決し得ることを確信する」として、再生医療への応用が期待できる万能細胞の研究拡大に期待を表明。「倫理的に許容される範囲での進展を促す」として、ブッシュ政権が研究を後押しする方針を明確に打ち出した。
ブッシュ大統領は世界の全方向に視野を広げ、即座にメッセージを送る国際政治感覚は見事。