2007/7/10 サンデー毎日 7/22号でなかにし礼氏の連載で『三拍子の魔力』が目に留まった。
トルコのコンヤにはメヴラーナ教の総本山があり、デルヴィッシュ(修行僧)の旋舞が知られ、観光でも観られる。
トルコ帽を被った男性の修行僧がスカートを穿き、時計の針の逆回りで螺旋運動のように踊る。
旋廻しながら踊るのでスカートが広がり、その様子が神秘的にみえ、右手は神からの啓示を受け取り、左手はそれを大地にもたらすという。
旋舞することで神と一体化し忘我体験と化する。
観たことがあり、トルコの民族踊りというだけで、深く知らなかったが、なかにし礼氏の記事で知ることができた。
なんでもそうだが観た、行った、聞いたといっても、ろくに知らない自分に気づき、われながらがっかりするも、今回の記事がきっかけで少しは知識が増えた。教団創始者のジェラルディン・ルーミー氏の有名な言葉がある
。
『あなたが外から見えるのと同じようになるか、または内面と同じようにみえるようになるか、どちらかになりなさい』