トルコバス旅行をする。
トルコ共和国は、ボスフォラス海峡を挟んでアジアとヨーロッパの2つの大陸にまたがり、黒海・地中海・エーゲ海に囲まれ、小アジアといわれるアナトリア高原を中心とした全長1500キロにもわたる国土をもつ国。
日本の2倍の国土で、人口は日本の半分程度。
主要都市は首都のアンカラ、イスタンブール、イズミールです。
日本からはイスタンブールへトルコ航空直行便にて約11時間。
初代共和国大統領ケマル氏は日本の明治維新に学べと号令し、国民は日本に対し親日的。
2006年7月トルコに出かけましたが、おりしもイスラエルとレバノンの紛争が激化し、地中海沿岸がキナ臭い状況下の旅行。
特にトルコ東部はイラク、イラン、シリアに接し、またクルド問題をかかえ、必ずしも政情は安定していない。
旅行中トルコ兵がイスラム過激原理主義者から襲撃をうける事件が発生した。
トルコは先史以来民族の興亡が数多く繰り返され、様々な巨大帝国が築かれ繁栄。
その過程で、様々な民族・宗教がとけあって、歴史上類まれな文明をはぐくみ、そして花開。
トルコのイスタンブールは、シルク・ロードの陸路、海路の合流点でもあり、文字どおり「文明の十字路」にふさわしく、東と西の人類・文化が融合された稀有な存在。
トルコの地に花開いたヒッタイト帝国は古代エジプトと対峙して人類史に多大な影響を与え、ビザンツ帝国は、ローマ帝国千年の都市イスタンブール(コンスタンチノープル)にキリスト教文化をはぐくみ、そしてオスマン帝国は600年以上も続いた大イスラム帝国を築きあげた。(トルコ三大文明展より一部抜粋)