2006/6/15 参考人として出席した参院予算委員会では、日銀総裁と特定のファンドとのかかわりが金融政策の信頼を損ねるとの批判について、福井俊彦総裁は「日銀の政策決定は合議制。決定事項を私が独裁で決めているのではない」と反論。
3月の量的緩和策解除前に解約を申し出て「売り抜け」ようとしたとの見方にも、「解約(を申し出た)時点では損益を確定できない。6月の決算期まで結果は分からず、どんな情報に基づく判断ということとは断ち切れた話だ」と否定した。
国際的金融マンで知られる福井氏の自分の保身の為の頭のいい弁明を聞いて、そのあつかましさにがっかりする。普通の人なんだなあと思う。
自分のおかれている立場を考えない、恥ずかしさを知らない人なのか。立派な人にあってはならない出来事。自分の不明を詫び、潔く辞任するのが武士のたしなみではありませんか。外国メディアも批判的記事。多分辞任に追い込まれるであろう。
高い地位にある人の倫理観が弱くなりつつあり、国の品格も落ちる。