2006/4/16 静岡市にある麻機村塾の歴史部会で史跡めぐりがあり、9名の仲間と2台の車で出かけました。
久しぶりの史跡めぐりで、仲間との他愛のない会話も弾み、楽しく過ごしました。メンバーの中に郷土の歴史について大変詳しい方がおられ、びっくりしました。私などは中途半端の知識のまま、ここまできてしまいましたが、きちっと積み重ねてきた方の知識は見事でした。敬服いたしました。
コースは最初、小夜の中山で山賊に殺害された妊婦の霊魂が石に移り、泣いたという石を見学いたしました。夜泣き石について、聞いていましたが夜泣き石を見たのは初めてでした。そこでの薄紫色の深山つつじは印象に残りました。
さらに東海道五十三次品川宿から25番目の宿である日坂宿を訪ね、現存している旅籠の説明をボランティアの皆さんから伺いました。特に掛川城主 太田候によって建てられた茶室は点前座の脇の洞庫、床の間の葛壁、床柱はつつじの巨木など、格式の高い材料と木組みで構成されており、往時を味わいました。
そして事任(ことのまま)八幡宮に寄り、樹齢1000年の杉と樹齢600年の楠木に出会い、神を感じました。この後千代と一豊の掛川城へ行きました。
粟ケ岳山頂から静岡空港を初めて望みました。道中、米サクラを教えてもらい、可憐なサクラについて知識が増えました。山頂には日本にお茶を伝えたといわれる栄西像がありました。茶畑がきれいに見えました。案内してくれた皆さんに感謝です。