共同通信によれば国際オリンピック委員会(IOC)は15日、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長が、19日にスイスのローザンヌで予定されるIOCマーケティング委員会の会議を欠席すると明らかにした。
竹田会長は委員長を務めており、出席予定だったが「個人的な理由による」との知らせがあったという。
スイス出張で国際機関から国外で拘束される懸念があり出国を見合わせたのだろう。
2020年東京五輪招致を巡る贈賄の容疑者として竹田会長がフランス司法当局から正式捜査を開始され、疑惑の再燃を受けた判断とみられる。
竹田会長はIOCのスポンサー集めを担う重要ポストのマーケティング委員会トップに14年に就任した。
ゴーン前日産会長逮捕、拘留への意趣返しとの穿った見方もある。
竹田会長によれば日本の法律では違法性はない。
コンサルタント料として支払った2億円超は適正であり、自分が稟議書に署名したが意思決定のプロセスに関わっていないと説明した。
自分が稟議書に署名したが意思決定のプロセスに関わっていないという言い訳がトップとして通用しない、逃げだろう。
こういう時にトップのメッキが剝がれ試される。