俳句同好会(土のりんご)から文学同好会『カワセミ』創刊号が郵送される。
今まで関心の低かった分野を知るきっかけとなる。
『切なさの向こうに』では久しぶりの同窓会、女学園の寮生活を共にした友人から同窓会の前に会おうという。
お互いに50代に入る。
同窓会会場近くでお茶する。
東京の友人はコーヒーが不味いと聞こえよがしに毒づく。
静岡から出向いた私と東京の青山でブティックをやっている独身の友人がそれぞれの人生を垣間見る。
東京の友人から服装がダサいと詰られる。
友人は寒いのに素足のオシャレ。
歯に衣着せぬ物言いで青山で張っている友人の戦いぶりを知る。
不味いコーヒー代を出してくれ、なんだかほっこりした気分で会場に向かう。
相手の鏡でそれぞれの人生を確かめ合う。