和歌山県田辺市にある『南方熊楠顕彰館(みなかたくまぐすけんしょうかん)』を訪ねる。
白浜の南方熊楠記念館より存在感がある。
南方熊楠氏の妻方のご親族に案内していただく。
南方 熊楠(みなかた くまぐす、1867年5月18日(慶応3年4月15日) - 1941年(昭和16年)12月29日)は、日本の博物学者、生物学者、民俗学者。
生物学者としては粘菌の研究で知られているが、キノコ、藻類、コケ、シダなどの研究もしており、さらに高等植物や昆虫、小動物の採集もおこなっていた。
そうした調査に基づいて生態学ecologyを早くから日本に導入したことが注目される。民俗学研究上の主著として『十二支考』『南方随筆』などがある。
その他にも、投稿論文、ノート、日記のかたちで学問的成果が残されている。
英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、ラテン語、スペイン語に長けていた他、漢文の読解力も高く、古今東西の文献を渉猟した。
熊楠の言動や性格が奇抜で人並み外れたものであるため、後世に数々の逸話を残している。(ウイキペディアより転載)
特にパトロンを持たない破天荒な生き方に魅了する。
専門領域を定めずあらゆる分野の研究に勤しむ人生観に惚れる。
今、東京国立博物館で生誕150年を記念して南方熊楠展が開催されている。
破天荒な生き方であった熊谷守一画伯の絵画手法にも憧れる。