神戸新聞によれば不適切な保育実態が明らかになった兵庫県姫路市の私立認定こども園「わんずまざー保育園」が、同市に隠して直接契約で受け入れた園児22人の保護者から、独自に給食費を徴収し、プールしていたことが21日、市などへの取材で分かった。
実際は園児の給食を減らし、公費負担がある正規定員分の量で超過園児分も賄っており、市は不当に給食費を徴収していたとみている。
兵庫県と市が2月に実施した特別監査で、正規の園児46人に加え、直接契約の22人を受け入れ、定員の1・5倍の園児を預かっていたことが判明した。
市などによると、同園は22人について、利用料を月額2万~4万円に設定。この他に利用日数に応じて、月額4千~5千円の給食費を徴収していたという。
しかし、実際は約70人の園児に対し、40食前後のおかずを発注。これを分けていたため、0、1歳児はおかずをスプーン1杯程度しか食べられなかったという。
給食の発注は公費で賄える量に抑え、直接契約で徴収した給食費の多くは浮いた状態になっていたという。
市によると、不当な給食費の徴収は、同園が認定を受けてこども園に移行した2015年度当初から行われていたという。
同園の小幡育子園長は神戸新聞社の取材に対し、「給食費をもらわなくても(運営)できたが、もらってプールしていた」と話した。
介護施設も同様だが、経営者の利益優先で経営する輩がいる。
経営者の一人勝ちだ。
子供や高齢者を預かる強みにつけ込む。
安倍首相以下ご都合主義でみならい、身の保全を優先する。