共同通信によれば維新の党が、上西小百合衆院議員(比例近畿ブロック)が体調不良を理由に衆院本会議を欠席した2日後に旅行していたとして本人から事情を聴いたことが1日、関係者への取材で分かった。
党最高顧問の橋下大阪市長は同日「そんななめた態度は国民が許さない。
議員辞職すべきだ」と厳しく批判した。
関係者によると、上西氏は2015年度予算案が採決された3月13日の衆院本会議を体調不良のため欠席。
翌14日は療養し、15日に旅行したと周囲に説明している。
橋下氏は「13日欠席して、14、15日に元気になったから旅行に行くなんて言語道断。
あの人はもう辞めた方がいい」と述べた。
政党の幹部が政治家の立ち居振る舞いに注意を促すことは珍しい。
上西小百合衆院議員がどう釈明するかで、値打ちがわかる。
積み上げてきた価値を、一瞬のうちに灰燼に帰す事がある。